わたしがV6にハマった7の理由
こんにちは。
すっかりもう秋ですね。
食欲の秋と言い訳して最近食べすぎなぴえにです。
気が付いたら嵐から卒業し、見事V6という沼にズブってしまってから1年という時間が経っていました。
怖い。
怖すぎる。
時間経つのが早すぎる。
おーい!1年前のわたしー!
軽率な気持ちでノコノコと図書館戦争なんて見に行くなよ!
その油断が命取りだぞ!危険すぎるぞ!
自分の1年後想像してみろ!
まさかまさかのV6とかいうお前が今までさらさら興味もなかったグループに浸かってるぞ!
わたしが嵐からV6へと担降り?担上げ?担替えした経緯はこちらの記事にまとめた通りなのですが
ちょうどV6にハマって1年記念なので改めてわたしの中で「V6」というグループが他のグループとはどう違ったのか
どうしてここまでハマってしまったのか考えてみようかなと思います。
わたしがV6にハマった7の理由
①メンバー間の歳の差がジャニオタにとっておいしすぎる奇跡の関係性を生み出していたから。
V6のメンバーは、最年長の坂本昌行さんが1971年7月24日生まれ、
最年少の岡田准一さんが1980年11月18日生まれと、年齢に9年(ほぼほぼ10年)の幅があるグループです。
10歳差ってやばない?
そりゃあもう今やオカダも三十路どころかアラフォーに片足突っ込むようになって、みんながいい大人になって
そうなった上での10歳差なんてあんまり関係ないのかもしれませんが
デビュー当時というか、子どものころの10歳差なんてもう住む世界が違いますよね?
若い頃の1歳差ってすごく大きいもん。
1歳違うだけで先輩後輩なんていうちょっと気を遣う関係が生まれてくるもん。
でも、この10歳差という大きな年齢差がジャニオタにはたまらないメンバー間の関係性を構築していったのだと思うのです。
なんかもういちいち説明していったら3日くらいかかりそうだからさらっと流していくけど
坂本さんとオカダの関係性とか、坂本さんと森田さんの関係性とか。
上から2番目のはずなのにメンバー全員から溺愛されてる長野さんとか。
トニセンとカミセンの架け橋となってくれた井ノ原さんのお調子者の長男感とか。
もちろん桃パスタこと長野さんと健ちゃんの関係性も大好物です。
この年齢差が生み出した奇跡の関係性がジャニオタにはたまらないのです。
デビューから20年経っても変わらない関係でもありつつ、
歳を重ねると共に変わってきた関係もあると思います。
変わってきた部分も含めて、素敵な関係性だと思うし、
変わったからこそ泣ける部分もあるじゃないですか?
坂剛とかさ?泣けてこない?
「いつか殺ってやろうと思ってた」なんて坂本さんとだいぶギクシャクしてた森田さんが
20周年記念ツアー中こっそり坂本さんの体調チェックしたりさ!?
関係性が変わったからこそ泣けてくるじゃん!?
しかもそれぞれのコンビがそれぞれジャニオタ泣かせの素晴らしいエピソード持ってるんですよね・・・
それぞれのコンビがジャニオタにとって絶妙な関係性なんだよね・・・
的確にツボを抑えてくるんだよね・・・
この関係性を年齢差なんてもので簡単に片づけてしまうのはちょっとアレだけど
ここまで年齢差のあるグループって特殊だと思うんですよ。
年齢差の近いグループは・・・こう・・・なんというか・・・
男子校感!?例えるとすれば男兄弟感!?
もちろんそれにはそれの良さがありますよね。
でも10歳差となると男子高校生でも(そもそも年齢がアウト)男兄弟でもないんですよ。
最早、家族。
この特殊な年齢差がある意味ではV6を他のグループとは違ったものに構築し、
ジャニオタにとってはメンバー間の男子高校生感というか男兄弟感が大好物だったりするけど
そうでは「ない」V6がわたしにとっては新鮮であり、特殊であり、
ここまでズブズブとハマってしまった要因かもしれません。
②グループ内にトニセン・カミセンというユニットが存在したから。
一度で三度おいしい。
二度おいしいどころじゃないのよ。
三度もおいしいのよ。
V6というグループの中には20th Century(坂本・長野・井ノ原)と、Coming Century(森田・三宅・岡田)のユニットが存在します。
他のグループにもグループ内ユニットは存在しますが、(テゴマスとかHey! Say! 7とか)
ここまでグループ内のユニットが各々活発に活動してきたのはやはり特殊なことだと思います。
トニセンとして、カミセンとして、
アルバム出したり、コンサートやったり、舞台やったり。
6人の基盤になっているものは「V6」なのかもしれないけれど、
でもやっぱりV6のコンサートと、トニセンのコンサートは魅せ方も演出も違うし、
カミセンの3人が歌う楽曲はやはりV6の楽曲とは違うものなのです。
「Coming Century feat.V6」じゃないんだもの。
「Coming Century」なんだもの。
「V6」とは全く違うグループなんだもの。
つまりですね、何が言いたいのかといいますとね。
6人を応援する=3つのグループを応援する
ということになるわけです。
「V6」「20th Century」「Coming Century」の3つのグループは
構成しているメンバーは同じ6人なわけですが
それぞれのグループは、それぞれが確立して個性を持ったグループであって。
トニセンは大人でシックで色気を持ったダンスに魅せられたかと思ったら
芸人顔負けのコントを全力でやっちゃうゆるふわおじさん三人組だし、
カミセンはいつまでも「カミセン」で、
もういい大人なのにどこか儚いような危ういような思春期の男の子みたいな雰囲気を持ってるし
やはりトニセンとは違うロックダンスというかストリート系というか・・・
カミセンにしか出せない空気とダンスを持っていますよね。
そしてまた関係性の話にも戻っちゃいますけど、
V6イチのお調子者でムードメーカーな井ノ原さんが
トニセンの中にいると弟の顔になったり、
V6の中ではそんなに前に前にというタイプではない森田さんが
カミセンの中だと一気に頼りがいのあるお兄ちゃんやってるの最高じゃないですか?
「V6の」20th Centuryであり
「V6の」Coming Centuryだけど
それでも6人が、それぞれ「V6」の時とは違う顔を持っているのです。
一度で三度おいしいとかいう特殊なグループだったからこそ、ここまでズブズブとハマってしまったのかもしれません。
③V6は「アイドル」ではなく「アーティスト」だったから
わたしが初めてV6のコンサート映像を見た時、かなりの衝撃を覚えました。
めっっっっっっちゃ地味。
特効は?ムビステは?花火は?
めちゃくちゃ凝ったセットやら、気球やら、トロッコは?
そもそもジュニアいないの?この?でかい会場に?6人だけ???
今まで嵐やら関ジャニやらおじゃんぷくん・KAT-TUNのDVDを見てきたわたしのとって
V6のコンサートはかなり異質なものに見えたのです。
全員が30歳を超えて、「アイドル」としてキラキラした若い後輩もたくさん出てきて、
その結果、「アイドル」要素が少しずつ減っていったのかもしれません。
「アイドル」としてではなく「アーティスト」として魅せるグループになっていったのかもしてません。
でも、このV6のコンサートに、自信とかプライドとか攻めの姿勢を感じるのです。
どこの会場でもステージに上がるのは6人で、
豪華なセットも派手な演出も使わないで、
ただただ歌って踊って魅せる。
実際、6人の歌のうまさと圧倒的なダンスは
どんな派手な演出よりも魅力的に見えます。
それは6人が20年間1人もかけずに踊り続けてきたからこそできることだと思うし、
「派手な演出には頼れない」からこそパフォーマンスが洗礼されてきたのかもしれません。
6人自身が一番の「演出」となって構成されているコンサートは
他のジャニーズアイドルとは一味違ったものであり、
そんな特殊なコンサートだったからこそ惹かれたのかもしれません。
④わたしが出会ったV6はもうすでに全員が30歳を超えていたから。
ここからは完全にわたしの好みの話ですが、
三度の飯よりオジサマが好きだからです。
そして8年以上ジャニオタやってるくせに
アイドルアイドルしてるアイドルが苦手だからです。
異常な回数のウィンクとか・・・めっちゃカメラみてくるとか・・・流し目とか・・・
どうしても鳥肌立っちゃう・・・ひぇ・・・ってなっちゃう・・・
すんごいかっこつけてくるのが・・・苦手・・・
っていうかかっこつけなくてもかっこいいんだからそのままでいて・・・
無駄にマイクの持ち方に特徴つけたりしなくていいよ・・・
そのままでかっこいいから・・・
無駄に衣装めくって腹とか見せてこなくていいよ・・・
腹チラって見えそうで見えなくて振付の事情でたまたまへそが見えてしまった感がいいんだよ・・・
自分で腹見せてくるのはもうなんか興ざめなんだよ・・・
手動腹チラはもう腹チラじゃないよ・・・ただの腹だよ・・・
そこまでして腹見せたいならもう脱げよ・・・
と、いう感じでわたしは若いがゆえに尖ってるアイドルとは馬が合わないんですね。
かっこつけないアイドルが好きなんですね。
だからV6はもうみんな30超えてるしおじさんだし
ウィンク連発とかしてこないし手動腹チラもないし
わたしの「見たい」アイドル像だったんですね。
⑤20周年を迎えるにあたってファンも同じだけ歳を重ねてきたから。
これも完全にわたしの好みの問題だし、前の話と似たようなものですが
ジャニオタのくせにジャニオタが嫌いだからです。
特に若手グループを応援してる若い子たちが苦手です。
お前ステージ出るのかよっていうミニドレスと盛り髪とか厚底とか。
同担拒否とか銀テ争奪戦とか。
MC中に声かけたり自担以外のソロはトイレいったり。
別に若い子だけに限定されたことではないのですが、
やっぱりそういうことが多いのは比較的年齢層の低いジャニオタだと思います。
わたしがいわゆる若手グループとかジュニアにあんまり興味を持てないのは
本人たちのイキり加減が苦手というのもありますが、
それよりも彼らを応援するファンが苦手だからです。
その点、V6のファンはV6と一緒に歳を重ねてきました。
もちろん若い子も、わたしのような大学生くらいの人もいると思います。
それでも、若手グループに比べたらファンの年齢層は高い。
ある程度思慮分別のつく年齢のファンが圧倒的多数なのです。
銀テを譲り合ったり、自担でないサイン色紙が飛んで来たら担当ファンに譲る、
などVクラさんは驚くほど穏やかで優しい心の持ち主が多くて
流石としかいいようがありません。
無理。絶対無理。他のグループのファンが銀テ譲るわけない。
ファンをこうやってしつけてきたV6(主に三宅健)って特殊ですごいことだと思うし、
そんなV6についてきたきたVクラさんも素敵だと思います。
ただし年齢層が高めということはお金持ってるってことで
積んで多ステしてるBBAがいるってことは黙っておく。
⑥三宅健がいたから。
え~~~~~?オタクのグループ三宅健いないの~~~~~?
まあこっちには悲しいほどアイドルな三宅健いますけど~~~?
V6はもう「アーティスト」の領域にきているという話はさっきさせてもらいました。
ですが、彼はの所属事務所はジャニーズ事務所であって、
V6の肩書はこれからも先もジャニーズアイドルです。
全員が30代後半に突入し、「アイドル」とは呼ぶには少し抵抗を感じるような年齢になった彼らを「アイドル」としているものはなんでしょう。
答えは、三宅健です。
三宅健がいるからこそ、V6は「アイドル」でいられるのではないでしょうか。
いや、過言ではなく。本当に。
彼ほどアイドルになるべくして生まれ、アイドルとして働くようになった現在でも
ここまで「アイドル」を追求しているジャニーズはいないと思います。
ファンの立場に立てて、ファンの需要を理解していて。
その上でグループを、自分をプロデュースしている。
アイドル自身が自分をプロデュースする力を持っているということは
グループにとってかなり大きな財産だと思います。
わたしたちが見たいV6を健ちゃんは理解している。
そして理解した上で、「魅せる」プロデュース力を彼は持っているのです。
V6は6人それぞれが自分の道を究めてきました。
坂本さんはミュージカルと料理。
長野さんは食。
井ノ原さんは国民的司会者。
森田さんは舞台。
オカダは俳優業。
じゃあ。
三宅さんは?
健ちゃんは?
答えは、アイドル力とプロデュース力です。
彼はアイドル力とプロデュース力を究めたアイドルなのです。
V6が6人全員と顔を合わせるのは年に数回だった年もありました。
20周年というアニバーサリーイヤーを終えて、
今年も6人で活動するよりかは個人のお仕事に力を入れた年だったと思います。
そんなV6が6人で集まった時に、アイドルとしてお仕事ができるのは
365日ずっと健ちゃんが「アイドル」としてV6を守ってきてくれたからだと思います。
⑦V6は超国民的アイドルではなかったから
多分一番大きな要因はコレです。
V6が超国民的アイドルではなく、またある意味では仕事がなかったからです。
6人そろってのレギュラー番組はない。
レギュラーどころか6人の姿をテレビで目にする予定がない。
発売されるCDは年に1枚。
雑誌の連載もたった1ページ。
嵐を追いかけてきたわたしからしてみれば、それはそれは衝撃でした。
嵐を応援していた頃は毎日毎日レギュラーやらCMやらWSを把握するのに追われ、
本屋では彼らの顔を見ない日なんてほとんどありませんでした。
結局買ってきたはいいものの、行き場をなくした雑誌の山が今でも押し入れの中で眠っています。
結局わたしは、疲れてしまったのです。
「超」国民的アイドルを追いかけることは楽しみであったはずなのに、
いつのまにか疲れてしまっていました。
楽しみだったはずなのに、いつしかそれは義務のようなものになってしまって
どんどんしんどくなってしまったのです。
長年追いかけてきたいわば一つの「日課」から離れてしまって
どこか虚無感のようなぽっかりとしたものを感じていたわたしの懐に
あまりにも自然に入り込んできたのが、V6でした。
6人そろうレギュラー番組がなくても。
CDは年に1枚だけでも。
6人が6人それぞれの道へと進み、「V6」としての活動が少なくなった彼らでも。
それがわたしにとっては居心地のいいグループだったのです。
わたしがわたしのペースで追いかけられるグループだったのです。
V6の人気が絶頂期の頃にV6に出会っていたとして、
その頃のV6のことを好きになるかと聞かれたら、答えはノーです。
わたしは今のV6が好きです。
今の6人が好きなのです。
もっと早く好きになっていたかったな~と過去の自分を恨むこともありますが、
きっと2015年のV6だったからこそわたしはここまでV6のことが好きなったんだと思うし、
2005年のV6でも、1995年のV6でもダメだったんだと思います。
7つ理由をあげさせてもらいましたが、もっともっと語りたいことはたくさんあります。
でもそんなことしてたら日が暮れそうなんでね。
この辺でやめておきますね。
先輩である、SMAPの一件があり、
アイドルの未来に「解散」という選択肢が生まれました。
アイドルに永遠はない。
アイドルはいつか終わってしまう。
国民的アイドル・SMAPはそういった選択肢を増やしたのです。
V6だって永遠じゃない。
ずっと、なんて存在しないのかもしれない。
それでも、今はまだ。
V6は踊り続けてくれています。
わたしは彼らの21年間のうち、たった1年しか見ていません。
たったの1/21です。
いつまで続くかなんて誰にも分らないけど、
それでも彼らがこれからの1年も踊り続けてくれる願って、
V6を追いかける2年目に突入したいと思います。
V6が、大好きです。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!