Hey! Say! 金曜日の23:30JUMP
どうも。こんにちは。
ついにJUMPくんにも10周年ツアーが決まりましたね!!
そして孤食ロボットでメンバー3人が共演。
おまけに我らが伊野尾慧の初主演映画も公開されました。
いや~〜〜ついに10周年始まったって感じですよ!
でもさ!!!!!!
わたしはメンバー9人が!ドラマで共演する夢を捨て切れてないから!!!
2時間ドラマでもいい。深夜帯でもいい。
FODで配信してくれても構わない。
とにかくJUMPにドラマをやってほしい!!!
せっかく9人いて、それぞれのキャラクターがここまで確立されてるんだからそれを活かすべきだよ!!!
もうPVでもなんでもいいから9人にそれぞれ役名をくれよ!!!
9人が同じ時間軸に生きているドラマもいいと思うんですけど、
個人的には9人が同じテーマで違う時間軸を生きるオムニバスドラマとかやってほしいです。
「夏祭り」とか「卒業」とか「コンビニエンスストア」とか!
9人が同じテーマで違う物語を演じるのが見たいな!
と、いうことで。
残念ながらJUMPくんのオムニバスドラマを書いてくれている脚本家さんもいないので、
僭越ながら勝手に自分で考えてみました。自給自足。
Hey!Sey!金曜日の23:30JUMP
・薮宏太の場合
薮くんにはどうしても不倫男やってもらいたいんです。
初っ端から関東地区限定放送深夜ドラマ臭がすごいね!
でも夜中に薮くんがクズな不倫男やってるの見たくない?わたしは見たい。
クズ=伊野尾慧みたいなイメージあるけど(失礼)
彼は自分がクズであることを自覚しているクズなんですよ!!!
でも薮くんには無自覚なクズ役をやってほしいの!!!(何の話)
薮くんは妻子持ちで中学校の先生やっていて、世間一般的に見たら好青年な良い旦那さんなんだけど
裏では大学時代のゼミの後輩に手を出して泥沼恋愛してるんです。
しかも相手から告白されたからただそれに付き合ってやってるだけ、自分は全く悪くない、っていうスタンスなの。なかなかにクズ。
不倫相手のことはただただセックスするためだけに呼び出してるんで
待ち合わせは毎度毎度ホテル街のバーです。
デートなんてしない。絶対しない。
「たまにはどこか行きたいな」って言ってみても、こっちのことはただの不倫相手でそれ以下にもそれ以上にも見ていないんで絶対誘いにはのってくれません。
それでこっちが奥さんに嫉妬して少しでも跡残そうとしたり、指輪を外させようとすると、めちゃめちゃ不機嫌になります。
冷たい目で「じゃあもう終わりにしよう」とか言ってきます。情の欠片もない。
「奥さんもいて子どももいる俺のこと好きになったのはそっちでしょ?」とか言ってほしい。突き放してほしい。
そのくせこっちには独占欲丸出しなんだよね。
同期の山田くんの話をするとあからさまに機嫌悪くなるし、
これ見よがしに奥さんとか子どもの写真とか見せてくるの。
そんな薮くんとの金曜日の23:30はホテルの一室。
ベッドの下に投げ出されたネクタイを締めなおしながら
「明日は家族サービスだからね」とか何も悪びれたそぶりも見せずニコニコ話してほしい。
ペラペラと土曜日の予定を話す薮くんに嫉妬してなんだか泣きそうになって背中を向けると
「ねぇ…妬いた?」ってベッドに乗り上げてきてうなじにキスしてほしい。
全部見透かされてたことが悔しくて「そんなわけないじゃん」って返すんだけど
薮くんは満足そうな顔で笑ってて、今度は唇にキスを落として
「またね」って部屋を出ていってほしい。
普段はまたね、なんて言わないくせに。
こういう時だけやけに女心に詳しくてずるいんだよな、って薮くんの残り香を吸い込む23:30がいい。
初っ端から長いな。
・髙木雄也の場合
雄也はサークルの飲み会にやってきた4年生の先輩です。一気に健全。
毎週金曜の活動日の後に飲みに行くのが定番になっているんだよね。
いつも通りみんなで飲みに来て、結構お酒も回ってきた頃で、
じゃあ最後に山手線ゲーム(死語)でもやろうかみたいなノリになるんですよ。
同期の光くんとかが「負けたらイッキな」とかニヤニヤ悪い顔しながら日本酒なみなみ注いでるんですよ。
まあ案の定こっちが負けちゃって、光くんがめちゃくちゃ煽ってきて、どうしよう…ってなった時に現れるのが髙木先輩です。
横からひょいっとグラスを取り上げてほしい!!!!
「女の子にこんなことさせられないからね」って耳打ちしてきてほしい!!!
「ちょ、髙木さん!」とか光くんが不服そうな声を上げてるし、
こっちも先輩にそんなことしてもらうの申し訳なくて
「いや、でも、わたしが!」ってグラスを返してもらおうとしたら
「こういうところではかっこつけさせて?」って微笑まれたい。
お酒は飲んでないのに髙木先輩の笑顔にクラクラしたい。
その後見事にイッキを代わってくれた髙木先輩なんだけど、
そこまでお酒には強くなくて思いっきり顔赤くしてフラフラしててほしい。
男らしさとかわいらしさが共存する髙木先輩の魅力に酔ってしまいそうな金曜日の23:30がいい。
別にこれ23:30じゃなくてもいいね。
・伊野尾慧の場合
シチュエーションとしては会社の飲み会ですね。
酔っぱらった上司のくだらない自慢話にもあきあきしちゃって
ちょっと離れたところでぼーっとしてたら
「先輩飲まないんですか~?」ってちょっと頬を赤くした後輩の伊野尾くんに声かけられたい。
そこからずっと2人で飲みながら恋バナ始まっちゃうんだよね。
「伊野尾くんモテるでしょ」
「そうですね~!ありがたいことに」
「否定しないんだ」
「でも今はフリーです!」
とかグダグダ話してたらなんだか伊野尾くんのふわふわの髪の毛にしか目がいかなくなっちゃって、
触りたいなぁ…なんてぼーっとしてたら突然机の下で手を重ねられて
「先輩、男の子お持ち帰りしたことあります?」って囁かれたい。
思わず赤面して「何言ってんの!?」って手振り払ったら
「先輩かわい~~~!」とかヘラヘラ笑われたい。
「うるさい!」ってもう一口グラスを煽ると
今度は振りほどけないようにがっちり手を握られて
「俺、結構本気ですよ?」って見つめてきてほしい。
至近距離の伊野尾くんのほんのり赤くなった頬とふわふわの髪の毛に思考回路がショート寸前。
「2人で抜けちゃいましょ!」っていたずらっ子みたいに笑って、
夜の街を歩きだした伊野尾くんの手を振りほどけないでいる23:30がいい。
・八乙女光の場合
光くんはさっきのサークルの同期です。
雄也先輩がイッキ代わってくれた23:30とは設定は同じだけど別の時間軸ってことにして!
サークルのみんなには内緒だけど交際期間3カ月。
お互いずっと友達にしか思われてないんだろうな、ってすれ違い続けたけれどついに付き合い始めました。
奥手な光くんだけど、独占欲は強くて、
雄也先輩にイッキ代わってもらった日には机の下でガンガンすねを蹴ってきます。普通に痛い。
雄也先輩は光くんと付き合ってるの知らないわけだから
何も考えずにこそこそ耳打ちとかしてきますけど、その度に光くんからすごい顔で睨まれるし、
こっそりLINEで「バカ」って送られてきます。嫉妬丸出しかわいい。
そんな光くんとの23:30はみんなと解散した後の帰り道。
自分の家に帰るより光くんの家の方が居酒屋から近いんで、
金曜日の夜はお泊りするのがルーティーンです。
飲み会で他の男と距離が近かった日は夜道でめちゃくちゃ不機嫌そう。
「…お前髙木さんと仲良かったっけ」
「んー?普通?」
「…へぇ」
「なに」
「……………別に」
って焼きもち焼かれたい~~~~~~~~!!!
ひかにゃん不貞腐れさせたい~~~~~~!!!!
でも光くんのことだから絶対素直に話してくれないよね!!!
こっちはそれを知っててわざと嫉妬させたいよね!!!!
不貞腐れてる光くんのほっぺに不意打ちでキスして
「!?!?!??」って思いっきり赤面させたい23:30。
ほろ酔い気分で2人で夜道を手をつないで駆け抜けたい23:30。
余談ですが、23:47頃にはお酒買おうと立ち寄った家の前のコンビニで
カゴを持ってくれている光くんの服の裾をツンツン引っ張って
「これ買わなくていいの?」って避妊具指さしたいです。
顔真っ赤にしてバカ!ってデコピンされたい。
光くん絶対なかなか手出してこなさそう。(何の話)
・有岡大貴の場合
わたし有岡大貴の幼馴染としての人生を手に入れるまで何度だって生まれ変わってやるって決めてるから。
絶対有岡大貴の幼馴染になってやるから。
来来来世でも有岡大貴の幼馴染になりたいんで、設定としては飲み会帰りに迎えに来てくれる幼馴染の大ちゃんです。
大学のゼミの同期が結婚することになって、お祝いの飲み会だったけど気分は落ち込んでて。
気がつけば自分はもう同年代の女友達が次々結婚してく歳になっていて。
教授なんかは「次はキミの番だね」なんて赤い顔してセクハラまがいのこと言ってきてイライラして。
なんとなくトイレの洗面所で幼馴染で長年片思いを拗らせてきた大ちゃんにLINEしちゃうんだよね。
『飲み会辛い』
『なに』
『大学の同期の結婚祝い』
『なるほど。ヤケ酒はほどほどに』
『もう遅い』
『帰り気を付けて』
『大ちゃん迎えに来て』
ってふざけたノリで返信したら、いきなり電話がかかってきて思わず洗面器にスマホ落としそうになるよね。
「な、に」
「何ってお前が迎えに来いって言うから」
「本当に来るの?」
「独身女のヤケ酒ほど厄介なもんはないからね~」
「同じく独身な有岡さんに言われたくないです~」
「で?どこで飲んでんの?」
って聞かれたからお店の名前伝えると、
「周りに迷惑かける前に回収に行くわ」って電話が切れるんです。
失礼なやつ、って思いつつも鏡に映った自分は嬉しそうな顔してるんですよね。
しばらくしたら本当にお店まで迎えに来て、
「こいつ回収しに来ました~幼馴染の有岡です」って同期に挨拶してて
周りの子たちから「あ~噂の幼馴染くんね~」「そろそろケリつけなよ~」とか冷やかされたい。
「それ以上言ったら殺すから!」って同期に釘刺すやつやりたい。
怪訝そうな顔をしてる大ちゃんの腕を引っ張って駅に向かおうとしたら
「今日車で来たから」って掴んでた腕を今度は手のひらに握り直して引っ張っていってほしい。
大ちゃんって手とか繋いじゃう人だったっけ?って酔っぱらった頭で考えているうちに
助手席に座らされてて、「ほら、シートベルト!」ってシートベルト締めてもらいたい。
一瞬香った大ちゃんの香水の香りにドキドキして酔いが回っちゃいたい。
大ちゃんの運転する車に乗るのなんて久しぶりで、真剣な顔でハンドル握る横顔がいつもより男らしく見えて、
二十年以上言えなかった「好き」が喉まで出かかるんですよ。
でもここでそんなこと言ってしまったらこの関係も崩れてしまうのかと思うとやっぱり言えなくて、泣きそうになって。
「結婚式のスピーチやってね~なんて頼まれちゃった」って必死で話を振るんですよね。
「こないだも高校の友達、あ、ゆきちゃん知ってるでしょ?あの子が結婚するってなってさ~!式のスピーチやってくんない?って頼まれたんだけど…なんか気が重くて断っちゃったんだよね~」
「子どもの頃は結婚式行ってみたい!って言ってたけどこうも続くと特別感も薄れてくるよね」
「だいたい結婚式なんて当事者以外はほぼ合コンみたいなとこあるじゃん?なんかちょっと疲れちゃうんだよね~」
って聞かれてもないのにベラベラ喋り倒して涙をこらえたい。
「あ、大ちゃんの結婚式だったらスピーチしてあげてもいいよ?」
「っていうかわたし以外に適任者いないでしょ(笑)」
ってヘラヘラしてたら大ちゃんがため息ついちゃって、
あれ、わたしなんか変なこと言っちゃったかな、
「あ、嫌だった?…ごめん」って謝ると、窓の方向を向いていた体を肩掴まれて運転席の方に向けられて真剣な顔で見つめられたい。
「俺はお前の結婚式のスピーチなんてしないから」
「……友人代表なんかで出たくない」
って言われたと同時に後ろの車からクラクション鳴らされて、慌ててお互い前を向くんだけど
今言われたことがどういう意味なのか思考回路がショート寸前で
横を向いて大ちゃんの顔を見たいけど、絶対今自分の顔が真っ赤だろうから前しか見れなくて。
やっと次の信号で車が止まって、
「さっきの、どういう…」ってしどろもどろに聞いたら
「あ~~~~…もう!」って頭ガシガシ掻いてほしい。
「こういうこと!」
ってぶっきらぼうに言い放って肩掴まれて
歯がぶつかるような強引なキスをされたい23:30。
命に代えてでも有岡大貴の幼馴染に生まれ変わってやるからな。
・岡本圭人の場合
圭人くんと過ごす金曜日の夜はお家のソファの上です。
2人で金曜ロードショーを見て、もちろん圭人くんは映画の途中で話しかけてくる女が嫌だって言うから無言で最後まで見て、
良い話だね~ってお互い涙を拭きながら余韻に浸っていたらアナザースカイ始まるんですよ。
土曜日から公開される映画の主演若手女優が「ここがわたしのアナザースカイ」ってビックベンの前で手広げてます。
イギリス!って2人でテンション上がって見始めちゃうよね。
「圭人ここ行ったことある?」
「んー…1回あったかな?」
「田舎に住んでたんだっけ?」
「そうそう。ホームステイ先はロシア人のお家でね」
「朝ごはんがソーセージ1本でしょ?」
って2人でひとしきり笑った後、いつか一緒に行きたいねって話になるんです。
「ん~…でもなぁ」
「なに?」
「英語喋ってる圭人を見たようで見たくないような…」
「えっ…どうして?」
「だって英語だと人変わっちゃうんでしょ?」
「まあ、うん。ちょっとはね?」
「口悪くなっちゃうんでしょ?」
「…」
「優しい圭人が口悪く値引きの交渉してるのは見たくないかな~」
「そんなにガラ悪くないよ!」
「う~ん…でも圭人=優しい!みたいなとこあるじゃん?」
「…」
「そのイメージが崩れるのはやだなぁ」
「…」
「でも頼りがいのある圭人は見れるかもね!」
「…」
「やっぱ英語喋れる人と行く海外旅行は頼りがいあるし安心だし…」
「…」
「あ、やっぱりアメリカ行くとアメリカ英語とイギリス英語で違ったりす、」
「ねぇ」
「優しくない圭人は嫌い?」
「え、」
って気がついたら視界が反転してて、目に映るのは天井で、
「答えて?」
ってギラギラした雄の目の圭人くんに見つめられてめちゃくちゃ動揺したい。
「まって、よ…いや、そういう意味で言ったんじゃなくてね、あの」
「待たない」
「ごめんって…まって、ちが、」
「もう諦めて?」
「優しくない圭人も好きになって」
って腕を押さえつけられて囁かれた低い声にゾクゾクする金曜日の23:30がいい。
圭人くんってスイッチがよく分からないところにありそう。
優しくない圭人くんが見たいです!!!(大声)
・山田涼介の場合
山田涼介ほどの美しい顔面の男を思いっきり振り回す悪女になりたくないですか?
正直に告白しよ?
ぴえにさん口硬いから黙っててあげるから?ね?
みんな山田涼介のこと振り回して泣かせたいよね~~~~~????
わたしは泣かせたい!!!!振り回したい!!!性悪女やりたい!!!!
山田涼介ほどの美しい男を惚れたはれたの恋愛ごときで振り回して思いっきり泣かせてぇんだよ!!!!
美しい男の顔が切なく歪む瞬間とかゾクゾクするじゃねぇか!!!!!!!!!!
ってことで、山田くんの設定は会社の同期です。
山田くんが自分に好意を寄せていることを知っていながらも
妻子持ちの男と関係を持って、不倫相手と上手くいかない時に山田くんを呼び出す悪女やりたい。
不倫相手と寝た後にたまらなく寂しくなって23:30にファミレスに山田くん呼び出したい。
お洒落なバーとかじゃなくて、同僚の山田くんを呼び出すのは深夜のファミレスがいい。
毎回毎回山田くんは「またかよ!いい加減にしろよ!」って怒りながらも絶対来てくれるんだよね。甘えちゃうよね。
ため息つきながら向かいの席に大股開きでドサッて座って
めんどくさそうなイライラしたような表情で
「で?今夜はなに?」ってため息ついてほしい。
めんどくさそうにしてくるせに絶対愚痴聞いてくれるじゃん、って山田くんの優しさとピュアな恋心に漬け込みたい。
「なにって…別に?」
「んなわけねぇだろ」
「んーーー……寂しくなっちゃって?」
「どうせあのクソ男だろ」
「…クソ男かぁ…………だよねぇー」
「自覚あるなら別れろ」
「……………明日さ、土曜日じゃん?」
「…」
「……奥さんと、子どもと、家族サービスだって」
「そりゃ向こうは結婚してるし」
「…そうなんだよねぇ」
「別れろ。それ一択」
ってどうしようもない不倫女の話を聞いてほしい。
「でもさー…好きなんだよね」
ってこっちが漏らすと、怒りを含んだような切ない表情で美しい顔を歪ませる山田くん。
しばらく沈黙してから
「ねえ」
「俺じゃだめなの?」
「………もう俺にしてよ」
ってすがるような顔で見つめてきてほしい。
最初は「俺じゃダメなの?」ってちょっと上からなんだけど、
最終的に「もう俺にしてよ」って下からすがる山田涼介が見たい!!!!!
山田涼介にすがられたい!!!!!!!
しかもこっちは悪女of悪女なんでそんな山田くんを
「山田くんでいいんだったら最初から山田くんを選んでるよ」
ってこっぱみじんに振ってやりたい。思いっきり振りたい。
山ちゃんごめん。異常性癖ごめん。
でも山ちゃんって顔がめちゃくちゃ綺麗な童貞って感じするんだ。
すげぇ勝手な偏見だけど合コンのカサネテク女に弱そうなんだ。
各放送局のお偉いさんたちはぜひ山田涼介にキラキラ王道恋愛モノもいいですが、
童貞拗らせた大学生役とかもください。20歳超えて妖精認定されちゃう山田涼介見たいです。
ちょっと山田さんのターンだけキーボード強く打ち込みすぎて腱鞘炎になりそうだわ。
・中島裕翔の場合
中島くんは同じゼミで顔見知りだけどあんまり話したことのない大学の同級生です。
キャンパスですれ違えば軽く会釈するかな…ぐらいの仲。
そんな中島くんと深夜のレンタルショップで鉢合わせたい。
返却期限が今日までの借りてた漫画を返すついでにDVDコーナーを覗いていたら見覚えのある顔を発見したい。
思わず「あ、」って声が出ちゃって、中島くんも同じように「え、」って目が合うの。
「こ…んばんは」
「…こんばんは」
「…」
「…」
「…中島くんこの辺に住んでたんだね」
「あー…うん。ここから10分くらいかな」
「うそ!?わたし歩いても5分かからないよ」
「割と近所だったんだね」
「全然会ったことなかったから分かんなかった…」
「まあその格好だったら気づかないかも」
っていたずらっ子みたいな顔で笑われて、そこで自分がすっぴんジャージ姿のことを思い出して、手で顔隠したい。
「今更じゃん」
「ひどい!そういうこと言わないでよ!」
「じゃあ薄目で見るね」
「遅いわ!」
って中島くんのマジレスのおかげで一気に打ち解けるんですよ。
「中島くん映画好きなの?」
「うん。映画館で見るのも好きだし、こうやってレンタルして家で見るのも好き」
「あー!分かる!」
「家で見たい映画ってあるよね」
「あ、じゃあ中島くんのオススメ教えてよ!」
って聞いたら中島くんの映画オタク心に火がついて深夜の深夜ショップでめちゃくちゃ熱弁してくれるんですよ。
(中島くんってクールなイメージだったけど意外とおしゃべりなんだな)
(真剣に話してる顔かっこいいな)
って自分も気づかないうちに微かに恋心が生まれる瞬間の23:30がいい。
「あ、今度ゼミに持ってくるよ」って爽やかに笑う中島くんと映画の貸し借り始まるんだよね。
中島くんと映画の話するために毎晩夜中まで映画見ちゃうし、そのうちレンタルショップでバイトも始めちゃうと思う。
・知念侑李の場合
わたし、ちぃちゃんには一生学生服着せたいんだよね。
なので設定としては毎日塾に通う受験生と大学生塾講アルバイトです。
受験勉強に明け暮れる高校3年生の知念くんは毎晩毎晩遅くまで塾で勉強して帰る頑張り屋さん。
なので必然的に顔を合わせる回数も、一緒にいる時間も長くなります。
わたしは英語のクラスの担当になるんだけど、毎回授業終わりに質問にやってくる知念くんがなんだかご主人様に尻尾を振るチワワみたいで放っておけなくなっちゃうんだよね。
知念くんの志望校の過去問に合わせた特別問題集とか作ってあげたい。
わたしが現役時代に作った単語帳とかあげちゃいたい。
他の生徒よりも贔屓目に可愛がっちゃいたい。
しかも知念くんもこっちのことを慕ってくれていて、
「頑張って勉強して先生の大学も受けてみようかな?」
とかニコニコしてるから尚更弟みたいに可愛がっちゃうよね。
出勤前に駅前のコンビニで夕ご飯買ってから行くのがルーティーンなんだけど、
毎度毎度知念くんにおすそ分けするお菓子買っちゃうよね。
そんな知念くんと過ごす金曜日の23:30は人気の少ない駅のホームです。
23:00に塾が閉まって、自習室で勉強していた知念くんも見送って
同僚の先生と片づけして塾を出てバスで駅に向かうんだけど、
2番線ホームのベンチでわたしのあげた単語帳を読みながら電車を待ってる知念くんと遭遇します。
「あ、」
「知念くん?え、どうしたの?」
「1本電車逃しちゃいました」
「あー…お疲れ様」
「今日学校に自転車置いてきちゃったんで駅まで歩いたんです」
「そっか。いつも自転車だもんね。歩くと結構かかるし…」
「でもこれから毎日1本あとの電車にすれば先生と一緒に帰れるってことですよね!」
ってキラキラのお目目で見つめられて、母性のバロメーター破壊されたい。
今まで一応先生としての線引きはしてたけど、塾の外ってこともあって境界線が曖昧になっちゃって、
軽い気持ちで頭なでなでしてあげたい。
「も~~~!!知念くんったら本当にかわいいな~~~!!!」
「弟にほしい!!!」
ってふわふわの、一度も染められたことのない綺麗な黒髪を撫でたい。
知念くんが何も反応しないから不思議に思って手をどけると、
見たことない怖い顔で不機嫌そうにしてるんです。
「あー…………ごめん」
「流石に頭撫でるのは……ダメだよねー……」
「………怒ってる…よ、ね」
って1人でベラベラ喋っても知念くんは俯いたままで、
本気でどうしよう…って焦り始めたところで急に思いっきり腕を掴まれたい。
「え、」
「…弟とか言わないでください」
「ごめ、」
「僕も男ですから」
って言われて、その真剣なオスの目に固まってしまいたい。
さっきまで可愛いな、なんて思ってたチワワの男の子はどこにもいなくて。
目の前にいるのは正真正銘男の人で。
「男として見てください」
とか言われて腰抜かしたい。
腕を握る力は確かに男の人で、そこから急に意外と男らしい肩幅とかのどぼとけに釘付けになっちゃうよね。
タイミングよくホームにやってきた電車に飛び乗って
「じゃあ、また♡」
って何事もなかったかのようにいつものチワワの笑顔で立ち去る知念くんと
腕に残った温もりとのギャップに混乱する23:30がいい。
そして絶対この知念くん最初から計算済みで自転車学校に置いてきたんだと思うよ。
知念くんはそういう頭の良い子だよ。
いやーーーーーーー!
取り敢えずJUMPくんたちにオムニバスドラマくれーーーー!!!!
金曜日のにじゅうさんじはんを見たいんじゃーーーーー!!!!!
薮くんの不倫相手が同期の山田くんに思いを寄せられてたり、
サークルの雄也先輩に耳打ちされてる間に実は彼氏の光くんに机の下でガンガン蹴られてたりとか
ちょっとした設定に繋がりがあったりするのも滾るんで
各テレビ局のみなさまはぜひとも10周年の記念イヤーにJUMPくんにオムニバスドラマをお願いします。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
いちいち妄想が細かいんじゃ!長ったらしいんじゃ!